2001-12-06 第153回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
やはり全体として対策が必要になるのではないか、いわゆる局所療法としてはもう限界に近づきつつあるのではないか、いよいよ全身療法の必要性があるのではないかということを申し上げたわけでございます。
やはり全体として対策が必要になるのではないか、いわゆる局所療法としてはもう限界に近づきつつあるのではないか、いよいよ全身療法の必要性があるのではないかということを申し上げたわけでございます。
片や、いま出しております法案は、その人口圧力を比較的既成市街地に近いところに置いて受けとめよう、こういう対策でございまして、他方、この人口のこういった都市集中の基本的な構造を直していくためには、全国的な視野に立った地方分散というものが傍ら強力に進められなければならないのでありますが、これはいわば、比喩が適当ではございませんが全身療法的な対策として一方で行わなければならず、いまこの三大都市圏が抱えております
その上に各般の対策を総合してまいりますれば——近代におきます病気が、だんだんにその局所療法をやるとともに全身療法をやりまして、健康体になればその病根がなくなるというのとやはり同様な現象であり、したがって同様な両面の方法が要るものだ、かように考えております。
○三木政府委員 私どもで、ただいま性病治療の方針を一応きめておるのでございまするが、それによりますると、性病とは申すまでもなく梅毒、淋病、軟性下疳、鼠蹊淋巴肉芽腫、この四種でございますが、まず梅毒につきましては、マバルゾールという薬でございますが、及び次サルチルサン蒼鉛、これらを主薬といたしまして全身療法をやり、必要がある場合におきましては局所療法をやるというようにいたしておるのであります。